01.デジタル化を踏まえた経営戦略・ビジネスモデル
長年の経験や勘が必要な工程が多い海運業界では、古くからの商習慣や慣例によりデジタル化や自動化が進んでいない領域がありました。
しかし、近年ではデータの活用に向けた動きが進み、データの蓄積が増えてきました。ただし、急速なIT化の過程で、各社が独自のシステムを導入し、カオスな状況となっています。
当社は舶用部品商社として、得意先や仕入先と連携し、デジタル化やAIなどのIT技術を活用して海運業界全体のDX化を目指します。
02.ビジネスモデルを実現するための戦略
まずは得意先や仕入先のデジタル化や自動化が進んでいない業務に対して、当社が持つDX化のノウハウを活用して解決していくことが戦略です。
私たちは「素早い対応、素早い行動」を原則にし、関係先に満足していただける環境を構築し、パートナーシップを拡大し、最終的には海運業界全体に変革をもたらしたいと考えています。
03.戦略を推進するための体制・組織
推進の核となるのは、長年築いてきた得意先や仕入先との信頼関係と、社長直属のIT部隊(ITソリューション室)です。関係先の満足度向上のために、外部のITベンチャー企業やITベンダー企業と緊密に連携し、問題解決の仕組みを構築します。
急速に進化するIT業界や海運業界を学び続けることと、新しい技術の積極的な導入を戦略の推進において重要視しています。また、IT部隊以外のメンバーも積極的に先端技術を学ぶことで、組織全体の知識を高めていくことを目指しています。